ユーザー導入事例


翼システム
翼システム
ラドウェア製品でマルチWANネットワークを構築

―サービス品質の一層の向上へ、信頼性の強化と将来にわたる拡張性も確保―

自動車業界をはじめ旅行・機械工具・文具事務機等、各業界向けの業務用アプリケーション開発・販売や、「カーコンビニ倶楽部」に代表されるニュービジネス・集客支援・経営コンサルティングなどのソリューションを提供し続けている先進企業、翼システムでは、社内のデータセンターにRadwareの「LinkProof」を導入し、マルチWANネットワークを構築している。

LinkProofは、世界で最初にインターネット接続回線の多重化を可能にするインターネット・リンク用として発売されたレイヤー7スイッチであり、インプリメンテーションや運用管理が容易に行えることも魅力の製品だ

システムの可用性を高めるために考えなければならないこと

システムの高可用性や高信用性を実現するためのソリューションとして、サーバ負荷分散装置を使用する方法や、クラスタリング技術を使用する方法等が知られている。これらの方法はどちらにせよ、システム内のサーバに障害が発生した場合でも他のサーバがその機能を引き継ぐた め、システムの可用性は高い。「ミッションクリティカル」が求められているシステムの管理者であれば、きっとどちらかの方法を選択していることだろう。しかし、これで安心してはいけない。これらの方法は、ISPが障害に陥った場合にはまったく対応できないからである。いくらサーバが利用できる状態にあっても、インターネットに接続できなければ、サービスは提供できないのである。

可用性を追求する時、真っ先に検討すべきはISPの多重化

「およそ4年前、LinkProofを導入する前にISPのサービスが最大半日もの間、停まってしまったことがあった。ISPが障害を起こすことを想定していなかったし、その障害がいつ復旧するかがまったくわからなかったので、パニックに陥ってしまった」(翼システム株式会社ネットビジネス事業部情報システム部情報システム課 課長 堀井泰博氏)。

翼システムでは、当時既にサーバをクラスタリングすることで高可用性を追求していた。しかしその苦労は、ISPの障害に直面した時にはまったく報われることがなかったのだ。「クラスタリングとかバックアップとかを一生懸命やっている場合ではない。まず最初に取り組むべきはISPの多重化だと思い知らされた」(堀井氏)。

とはいうものの、4年前の時点では「ISPの多重化」ということを考える企業は少なく、またそれに対応する製品も市場にはほとんど存在していなかった。手探りで製品を探している時に、ようやく出会ったのが発売されたばかりのLinkProofだったという。

導入後ふたたびISPのトラブル。LinkProofの実力が高く評価される

テストを繰り返しながら機能を調整し、ようやくLinkProofが稼動し始めた頃、再び事件が起こった。「メインのISPに障害が起こり、同じISPを 利用していた企業はまったくインターネットへアクセスできない状況だった。しかし、そんな中でも当社だけはLinkProofが自動的にもう一社のISPに接続を切り替えてくれたおかげで、何事もなかったかのようにアクセスすることが可能だった」(堀井氏)

最近はISP側も時代のニーズを受け、障害の発生防止に積極的に取り組んでいるということであるが、実際には障害がまったく無くなっているわけではないのだ。「当社では何社かのISPと契約しているが、それぞれのISPから今でも障害発生の報告を受けている。そしてその数は1年というスパンの中で考えるとかなり多い」(堀井氏)。

LinkProofの提供する機能は豊富だが、ISPの障害発生によるサービスダウンを完全に回避させた実績は非常に大きく、製品の実力と完成度が改めて認識されることとなり、以降2台目、3台目の導入が決定していった。

LinkProofならではの機能がさまざまなメリットを生み出す

LinkProofが導入された理由は、ISPの多重化すなわち「マルチWANを可能にする」ということだけではなかった。ラドウェアだけの「近接性検知」という機能も大きなポイントだったという。LinkProofは要求のあったサイトへの近接性をチェックすると同時に、マルチWANされている回線の中からより高速にデータ転送できる回線を選択する。「高価な専用線を接続するよりも、比較的安価な回線をたくさん接続する方がエンドユーザ側のレスポンスもいい。当社としても接続コストを抑えられるというメリットがある」(堀井氏)。

サポートがしっかりしていたことも、導入を決めた理由の一つだ。現在市販されているサーバ関連製品は外国製のものも多く、メーカとやりとりをしようにもスムーズにいかないケースが決して少なくない。

製品の不具合をメーカに報告しても「なしのつぶて」という話もよく耳にする。「ラドウェアさんには、当社専用のスペシャルパッチを提供していただいたこともあった」(堀井氏)。

ラドウェアのこうしたきめの細かいサービスも、システムの可用性を支えるポイントといえるのではないだろうか。

インプリメンテーションや運用管理の容易性も魅力

LinkProofを導入してから気付いたメリットもいくつかあった。
「回線の増強などでどうしても通信が行えない時があります。そんな時でもLinkProofを使用していれば安心ですね。ルータ等のメンテナンスをいつでも自由に行えるのもいい」(情報システム部情報システム課係長濱口ささら氏)。インプリメンテーションの容易性もメリットだ。特別な技術者に来てもらわなくても、自分たちだけで作業が行えてしまうという。もちろん今日までノントラブルで長期使用に対応してきているという実績も大きい。

今後の展開として、翼システムでは、Content Inspection Director(以下CID)の導入を検討している。

CIDは、アンチウイルスゲートウェイのスキャンニングサービスやURLフィルタリングサービスに、冗長性と最高の性能を提供する製品だ。
「お客様ごとにポリシーを決めて運用できる点が気に入っている。画像ファイルなどウィルスに感染し得ないファイルをチェックしないことでより高いスループットも期待できる」(堀井氏)。

翼システムの技術力とラドウェアの製品を組み合わせて構築されるシステムは、今後ますます快適で信頼性の高いものになるに違いない。

 

翼システム株式会社とは

翼システムでは「カーコンビニ倶楽部」や「ヤマト車検」等自社関連のサイトはもちろん、一般の商用サイトを社内のデータセンター内に収容。LinkProofによってアクセスリンクの回線増と広帯域化を実現している。
WSD(Web Server Director)によるサーバの負荷分散はもちろん、エンドユーザからの問い合わせフォーム等にSSLを使用しているためCertainT100でSSLのアクセラレーションも実施。高速かつミッ ションクリティカルなサービスを行っている。ラドウェア製品はどの製品も管理用画面のインターフェイスが同じなので、操作の習得に時間を割く必要がないこ ともメリットだ。また、翼システムでは「カーコンビニ倶楽部」に続いて「リニューカー」事業のチェーン展開も開始、Radware製品は、拡張し続けるサービスを常に最適に、高い信頼性とパフォーマンスを維持して支えつづけている。

リニューカーとは、クルマを次々と買い替えるのではなく、気分や予算に応じて愛車を個性的な自分だけの車にしたり、保安基準をクリアした車両保証付きリニューカーを購入することで、「1台のクルマに長く乗る」という新しい発想。翼システムではこのコンセプトに基き、リニューカーの製作チャンネルおよび販売チャンネルのチェーン展開を開始している。イメージキャラクターには、「デビッド・ベッカム」選手を起用。今後の躍進が注目されている。http://www.tsubasa.co.jp

 

丸紅ソリューション様(認定パートナー) ホームページは
http://www.msol.co.jp/it/radware/

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