

―サービス品質の一層の向上へ、信頼性の強化と将来にわたる拡張性も確保―

豊富な実績と経験、業種・業務知識に基づいたITソリューションで知られる東計電算では、アウトソーシングサービスの拠点となっているデータセンターのネットワークインフラを、ラドウェアのサーバー負荷分散装置「AppDirector(アップダイレクター)」と回線負荷分散装置「LinkProof(リンクプルーフ)」を導入して再構築。サービス基盤の信頼性・可用性を一層強化するとともに、将来にわたる柔軟な拡張性も合わせて実現している。
負荷分散装置の切り替えを機に、データセンターのインフラ刷新へ
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東計電算 |
東計電算は、1970年の創立以来、企業のITニーズに即応したソリューションを提供し、高い評価を得ている。特に、同社では製造、流通など業種ごとに専門化された組織体制で、業種・業務に精通した営業スタッフとITエキスパートが一体となって顧客企業を支援し信頼も厚い。2000年には顧客企業のニーズを先取りする形で、先進の免震構造やセキュリティシステムを備えたデータセンターを建設、2001年から24時間365日ノンストップのシステムサービスをスタートさせている。データセンターでは、ホスティングやハウジングのサービスはもとより、ASPサービスも提供している。データセンターを統括するネットワークマネジメント部 長沼 哲夫氏は、「お客様のシステムを預かるだけでなく、求められる各種アプリケーションを提供しネットワークを介して手軽に利用していただいています。ただ、当社のお客様には国内はもちろん海外展開している企業も少なくないので、24時間365日のノンストップサービスが不可欠になっています」と語る。
同社では、昨年半ばからデータセンターのネットワークインフラの刷新に取り組んでいる。契機となったのは、当初から活用していた負荷分散装置のサポート期間が終了することだったという。「サービスの拡大に伴って拠点としてのデータセンターの役割はますます重要になっています。負荷分散装置の切り替えを好機として、ネットワークインフラを見直し、さらに信頼性を高めるとともに、今後のサービス拡大に備えて柔軟で拡張性のあるインフラを目指しました」(長沼氏)。
高信頼性と豊富な実績でAppDirectorとLinkProofを採用
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東計電算 |
同社では2008年5月頃から、新しい負荷分散装置の選定に取りかかった。各社の製品を比較検討した結果、実績も豊富で規模的にも最適なラドウェアのサーバー負荷分散装置「AppDirector」と回線負荷分散装置「LinkProof」の採用を決めた。データセンターのインフラを管理するネットワークマネジメント部 ITアーキテクト 志村 徹氏は、「ラドウェアの製品については、2002年最初の負荷分散装置の導入時にも有力な候補になっており、以前から知っていました。この間、導入実績を伸ばし安定した稼働で評価されていること、また当社データセンターのサービス規模とコストなどを総合的に検討した結果、AppDirector とLinkProofの組み合わせが最適と判断しました」と語る。
AppDirectorは、ローカル環境においてWebサーバーをはじめ、社内ポータルサイト、DNS、プロキシ、認証、SIPなどのアプリケーションサーバーの負荷を軽減する装置だ。「ASPなどのサービス拡大に伴い、ノンストップはもちろんパフォーマンスの確保も求められます。万一、1つのサーバーに障害が発生した場合でも、素早く最適なサーバーに通信を引き継ぐことでシステムの可用性とパフォーマンスを確保できます」(志村氏)。
また、LinkProofについては同社の要件水準であるギガビットのスループットを十分に満たしていたこと、マルチホーミングでインテリジェントな負荷分散が可能なことなども採用の決め手になったという。「現在、4事業者の6回線を使用し、用途に応じて使い分けているので、マルチホーミングなどの基本機能は必須でした」(志村氏)。

パフォーマンスの大幅な向上、柔軟な拡張性も実現
AppDirector 、LinkProofの導入設置はスムーズに進み、2008年10月から運用を開始した。両装置とも冗長構成となっており、このうちAppDirectorについては、その導入によってアプリケーションサーバーのレスポンスの高速化とともに、柔軟な拡張性も確保している。志村氏は、「今後、ASPなどのサービスの拡大に伴ってアプリケーションサーバーが増えても、AppDirectorを追加するだけで高速で快適なアクセス環境を容易に確保し提供できます」と語る。また、LinkProofは6回線を束ねて、傘下のさまざまなネットワークに最適かつ高速なトラフィックフローを確保している。「やはりギガビットの性能で目に見えて速度がアップしました。運用スタッフにも高速化が実感できると声が上がっています」(志村氏)。AppDirector、LinkProofの使い勝手の良さも高く評価されている。現在も、既存環境の移行や新たな環境の追加作業は継続して進められているが、設定がシンプルなので手間がかからないという。
同社では、今回のネットワークインフラの刷新により、サービス拠点としてのデータセンターの基盤強化と将来にわたる拡張性の向上が図れたとしている。長沼氏は「インフラを強化できたことにより、さらに品質の高いサービスを提供できると同時に、今後、お客様のさまざまなニーズにも柔軟に対応していけると考えています。さらに、今回の経験とノウハウを活かして、ネットワーク構築や運用のサービスの充実にもつなげたい」と語る。
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日本ラドウェア株式会社
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