


アマノ ビジネスソリューションズは、就業・給与・人事のASP・BPOサービス「CYBER XEED(サイバーエクシード)」シリーズなどのASP/SaaSサービスを提供する企業である。ラドウェアの回線負荷分散装置「LinkProof(リンクプルーフ)」を導入し、回線をマルチホーミング化。可用性や拡張性の向上などによって、サービス品質のさらなる向上を達成している。
ASP/SaaSサービス提供基盤の強化に継続的に取り組む
![]() |
アマノ ビジネスソリューションズ株式会社 |
同社はサービス提供基盤となるITインフラの最適化を継続的に進めている。アマノ ビジネスソリューションズ 取締役 サービス事業本部長 野中健治氏は「利用するデータセンターは地震のみならず、水害まで考慮して選んだり、開設予定のスタンバイサイトで冗長化することで事業継続性を高めています。また、ペネトレーション(侵入)テストを毎年実施して強固なセキュリティを確保するなど、さまざまな切り口からITインフラの最適化に努めています」と話す。
ODSによる柔軟な拡張性などからLinkProofを採用
同社は2010年2月、より設備が充実したデータセンターへの引っ越しを契機に、ASP/SaaSサービスの事業継続性向上の一環としてインターネット接続回線の強化に取り組んだ。
「サービス全体の事業継続性を高めるにはデータセンター内の設備だけでなく、回線の強化も欠かせません。そこで、100Mbpsの回線を2系統に増やしてマルチホーミング化し、冗長化および負荷分散を行うことで可用性の向上を図りました」(野中氏)
マルチホーミング機器は複数製品を比較検討した末、ラドウェアの回線負荷分散装置「LinkProof」を採用した。選定の際は、ワールドワイドにおける豊富な導入実績に裏打ちされた信頼感に加え、柔軟な拡張性がポイントとなった。
![]() |
アマノ ビジネスソリューションズ株式会社 |
アマノ ビジネスソリューションズ サービス事業本部 システム運用チーム 係長 酒井栄治氏は「LinkProofはライセンスキーの変更だけで、最大4Gbpsまで素早く増強できます。ODSによってコストを抑えつつ、ハードウェア性能でサービスのパフォーマンスが頭打ちになるリスクを最小化できる点を評価しました」と語る。
さらには、将来回線の増強が必要になった際、リーズナブルなコストで帯域を増やせる点も高く評価した。例えば、帯域を100Mbpsから400Mbpsに増やしたい場合、1本の回線の帯域を単に4倍に増やすとなると、コストが跳ね上がってしまう。
「LinkProofなら、100Mbpsの回線4本を束ねて400Mbpsの帯域として使えます。安価な100Mbpsの回線を利用できるので、全体のコストを低く抑えられるのがよいですね」と同社 サービス事業本部 システム運用チーム 係長 金城弥生氏は語る。

将来の事業拡大に対応できるサービス提供基盤を実現
![]() |
アマノ ビジネスソリューションズ株式会社 |
LinkProofによるマルチホーミング化によって、ダウンタイム低減をはじめASP/SaaSサービスの品質をトータル向上できた。その上拡張性についても「CYBER XEEDのお客様は現在約20万ユーザーですが、将来は50万ユーザー、そして100万ユーザーまで拡大を目指しています。今回、そのようなビジネスの成長に十分対応できるサービス提供基盤を整備できました」と野中氏は強調する。
今後はLinkProofと並行して、ラドウェアの他ソリューションも有効活用し、サービス提供基盤のさらなる強化を推進していく予定だ。「ロードバランサーの『AppDirector』を導入し、現サイトと開設予定のスタンバイサイト間でのグローバル負荷分散を行うことで、可用性をより高めたいと考えています」と金城氏は構想を述べる。
そして強化したITインフラは、親会社が開発・販売している就業管理・給与計算・人事情報の統合パッケージ製品のホスティングサービスに利用するなど、アマノグループ全体での競争力強化への活用も視野に入れている。
アマノ ビジネスソリューションズとは
勤怠管理・就業管理のトップメーカーであるアマノグループのe-Businessの中核を担う企業。ASP・SaaSインダストリー・コンソーシアムが主催する「ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2010」のASP・SaaS部門のApplication分野で、基幹業務系グランプリを受賞するなど、市場から高く評価されている。「CYBER XEED」シリーズと並び、給与・人事のASP・BPOサービス「SAP ERP6.0 HR」シリーズも提供。 |
●所在地: |
〒222-0011 |
●代表者: |
代表取締役会長 水島 宜典 |
●URL: |